2011年5月24日火曜日

もうひとつのWBC

もうひとつのWBCとは。。White blood cell
白血球のことです。
白血球は細菌やウィルスと闘う血液内の成分。

実は先日、bonが「敗血症」「肺炎」で緊急入院をしました。
今では無事退院をして、元気になりましたが思いもよらない出来事でした。

とっても頑張ったbonのことを、ご報告したいと思います。

金曜日の夜。散歩後のbonの様子がおかしい。
元気がなく、震えていて、歩き方もとぼとぼ。
すぐにぐったりと横になってしまいます。
歩きすぎて疲れたの?寒いの?もしかしてヘルニア?
何が起こっているのかわからず、みんなでおろおろ。
食欲あり、意識もあり。
一晩様子を見ることに。

しかし、夜中に嘔吐。
呼吸が荒く、苦しいのか体位をあれこれ変えて眠れない。
朝はフードも食べず。 呼吸数は1分間に60回以上。
朝一番で受診したところ、
40℃の発熱、
レントゲン上 肺炎の所見、
血液検査で白血球数が1700と異常に低い危険な値。
免疫機能がかなり落ちている敗血症の状態で入院治療が必要。
急変の可能性もありとDr。
呼吸苦・咳があり、点滴での抗生剤の投与とともに気管支拡張剤、酸素投与、ネブライザー吸入も開始となりました。

夜、翌日と面会に行くと、酸素が流されている部屋に点滴姿のbon。



WBCは8000台に上がったとのこと。                             
少しだけフードも食べていました。
私たちを見て立ち上がりましたがすぐにこの体勢。


点滴のルートにも興味も示さず。
少しやせたように見えます。


月曜日。


点滴をとってしまうとのことで、ドーナツbon。
WBCは14000台
呼吸数も減少。
回復している姿にほっとしました。

そして、水曜日。「午後以降で退院可」との連絡をいただきました。
こんなに早く退院できるなんて!
大喜びで迎えに行きました。
状態としては、WBC12000台と正常値。
呼吸が落ち着いて酸素投与が中止できた。
食欲も回復した。  
ということで、お家で過ごせるでしょうという状態。


散歩はしばらく禁止で安静に。興奮させないように。



抗生剤と気管支拡張剤の内服。毎日ネブライザー吸入に通院。との指示を受けました。
また、入院中の足取りからヘルニアの可能性あり。後ろ足に重心がかからないように注意すること。
退院で大喜びでしたが帰宅後のbonはおとなしく、まだまだ回復途中であることがわかりました。